2017年2月19日日曜日

ファゴット

今回からメイントップへのインタビューを再開します!

今回はファゴットのメイントップです

メイントップでありながら、「白鳥の湖」の管楽器トレーナーもしている4年生の団員です(*´ω`)

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浮貝/ 今回の演奏会のメイントップは、今までの演奏会と違うと感じますか?

Fg/ 私は1年生の後期から3年生の前期までは全部の曲に乗って、さらにそれをやりながらトレーニングも担当していました。前回と今回はメイン曲だけしか乗っていないので、メインの曲だけに向き合ってできると感じています。一緒に吹く人と音を合わせたりといったこだわって練習する時間が3年生の頃よりも増えたと思います。

浮貝/ 自分が乗っている曲をトレーニングするのは大変ですか?

Fg/ 自分が乗っている曲をトレーニングをする良さは、自分が乗っているから曲の構造もわかりやすいし、他の人の様子をtuttiの中でも見ることができるというところだと思います。でも自分がいない状態でトレーニングをすることになるので、自分の音だけは分からないっていうのが不安ではあります。今回は自分が乗っていない曲をトレーニングしているので、はじめの頃は曲を深く知っていないなって感じるときがありました。でも乗っていないからこそ音を客観的に聴くことができるので、バランスを見たり、こうしてほしいって言いやすいです。

浮貝/ 「白鳥の湖」の魅力はどこですか?

Fg/ ホルンのトロンボーンに対抗して音を出すようなシーンが個人的にとても成長を感じていて、楽しいなって思いながらトレーニングをしています。金管のファンファーレとか金管の伴奏とかに成長を感じていて、トレーニングをしていて一番魅力を感じます。あとは木管の人たちが必死になって連符をさらっているので、頑張っているなって思って見ていただきたいです(笑)。

浮貝/ メイン曲のドヴォルザーク 交響曲第8番の好きなところはどこですか?

Fg/ 今回の曲は伴奏が多いです。4楽章の超絶技巧なフルートソロのうしろでファゴットが実はひっそりと支えるように伴奏をやっているのですが、そこが個人的に一番好きな場面です。ふと思い出してください(笑)。

浮貝/ 2年生の3人の後輩は、どんな存在ですか?

Fg/ 嬉しい反面、はじめは結構ビビッていました(笑)。実は私は経験者と一緒に部活をやることが初めてだったので。エキストラさんを呼ぶと必ず自分より年上の人だったのが、今度から一緒にやるのは自分より年下のうまい3人だったので、ビビりながらの後輩獲得でした。今は3人ともそれぞれ魅力があるかわいい後輩たちだと思っていて、一緒に演奏できるのがこれで最後だと思うと寂しいです。私が卒団しても、3人仲良く頑張ってほしいです。みんなそれぞれ魅力的な音が出るので、これからも3人で頑張っていってほしいと思います。

浮貝/ それでは最後に、お客様に向けて一言お願いします!

Fg/ 今回が4年生にとっては最後の定期演奏会となります。ファゴットパートとしてはこれで私がやっとすべての後輩とメイン曲に乗り終わる定演でもあります。序サブの2人、メインで初めて一緒に乗る後輩にも注目して、演奏会を楽しんでください。

浮貝/ ありがとうございました!


(取材日2017年2月12日)

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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月18日土曜日

弦楽器トレーナー

今回はメイン曲を担当している弦楽器の学生トレーナーへのインタビューです!

優しい口調でありながらも、的確な指示を出すことができると評判のトレーナーです

今回はたまたま近くに居合わせたコントラバスパートの団員、よしおさん(仮名)も一緒にインタビューしてみました('ω')ノ

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浮貝/ 愛教オケの弦セクションの良さはどんなところだと感じていますか?

弦トレ/ 弦楽器の経験者はみんな力量があると思います。初心者も経験者に教わりながら頑張って弾こうとしていて、卒業するころには初心者だったってわからないくらいの弾きっぷりです。経験者も初心者もお互いに影響を与えながら練習しているところが良いところだと思います。

浮貝/ 普段のトレーニングで心がけていることはありますか?

弦トレ/ tutti中やトレーニング中は、できるだけみんなが弾いている様子を見るようにしています。
  私は音楽科でもないし楽器の経験も少ない方なので、そんな自分は何ができるか考えた結果、みんなのクセを知ったうえでトレーニングをしたいと思いました。ヴァイオリンならヴァイオリン、チェロならチェロで少しずつクセがあるなって感じます。こうやって観察してると、誰が弾けていて誰が弾けていないかもわかってしまいます(笑)。

浮貝/ よしおさんはトレーニングを受けていてどうですか?

よしお/ 緊張感があって良いトレーニングだと思います。いろんなパートに指示を出していて、自分は弾いていないところでも、なるほどって参考になることも多いです。

浮貝/ トレーニング中に苦労していることはありますか?

弦トレ/ 私は普段コントラバスを弾いているんですけど、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロはコントラバスとは違う種類の楽器なので弾き方も変わってきます。なのでたまに感覚のズレを感じます。

浮貝/ 「感覚のズレ」って管楽器を吹いてる私にはピンと来ないんですけど、よしおさんも感じますか?

よしお/ 楽器の大きさとかも違うから、音のスピード感とか発音の仕方も変わってきますね。

弦トレ/ 他に苦労することは、管楽器とも一緒にやるセクション練習を組むときです。私はコントラバスで管楽器のトレーナーはTubaだから、どうしても低音に偏った練習になってしまいます。総トレも管トレも弦トレも、今のトレーナーは低音に偏ってるから、そういう点では少し困るかも。

浮貝/ メイン曲のドヴォルザーク 交響曲第8番で好きなところはありますか?

弦トレ/ 4楽章の、チェロが主題を弾いているところです。練習番号でいうとNです。
  あと、3楽章の民族っぽい雰囲気も好きです。前回のカリ1でも、3楽章中間部のオーボエのメロディが好きでした。

浮貝/ では最後に、来てくださるお客様に向けて一言お願いします!

弦トレ/ 今回の演奏会は4年生の卒業演奏会でもありますし、このメンバー、OBOG・エキストラさん・指揮者の先生・お客様でできる演奏会は1回きりなので、精一杯やりたいです。そして今後も、メンバーが変わった愛教オケの演奏を聴きに来ていただきたいです。

浮貝/ ありがとうございました!


(取材日2017年2月15日)


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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月16日木曜日

総合トレーナー

今回と次回は、メイントップへのインタビューはお休みして、メイン曲を担当している学生トレーナーにお話を伺います!

今回は総合トレーナーにインタビューします!

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浮貝/ 今回の演奏会はメイン曲を振って、さらに全乗りですね。

総トレ/ 大変だけど、私は全乗りが避けられないから覚悟はしてます。でも前回みたいに序サブ両方を振るよりはメインだけの方が気持ちは楽。曲は重たいけど(笑)。
 メインの方が先輩がたくさんいて少し怖いです(笑)。言葉遣いとか少し気を付けています。

浮貝/ メイン曲はドヴォルザークの交響曲第8番ですが、好きなところはどこですか?

総トレ/ 3楽章の練習番号Eの、弦楽器とトランペットとティンパニになるところです。

浮貝/ 普段のトレーニングで心がけていることはありますか?

総トレ/ テンポが走ったり遅くなったりするのを先生が気にされているので、それを特に気を付けています。テンポが一定のはずなのに早くなったり遅くなったりしてしまうので。それを取り出して何回も練習するようにしています。

浮貝/ 愛教オケの良いところはどんなところだと思いますか?

総トレ/ 良い意味でゆるいところ。きっちりするべきところはしてるけど、厳しすぎないというか雰囲気がよくて、居心地が良いです。
 指揮者の先生には、愛教は礼儀正しいって言われます。言われてから「あぁ、そうなのかな」って思いました。先生やエキストラさんへの対応は気を付けています。

浮貝/ では最後に、演奏会への意気込みをお願いします!

総トレ/ 今回は先輩方の卒演になるので、本番に先輩方がうまく演奏できるように、トレーニングを通して支えていきたいです。本番にコンディションを合わせていけるようなトレーニングができればと思います。メイントップはほとんどの人が4年生なので、先輩方が本番にしっかりと演奏している姿を見に来てください。


(取材日2017年1月22日)


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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月12日日曜日

チューバ

今回はTuba兼メイン曲の管楽器トレーナーです!

Tuba奏者としてすべての曲に乗っている一方で管楽器のトレーナーも務めている、八面六臂な団員です。

普段は口数が少なめですが、Tubaについて、そして演奏会についての熱い想いを聞くことができました( `ー´)ノ

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浮貝/ いきなりですが、Tubaの魅力は何ですか?

Tu/ オケだとTubaは休みが多いので、周りでやっている人の音楽を聴きながら演奏できるっていうのが魅力かな。N響の池田さんっていうTuba奏者の方は、Tubaはいろんな楽器と一緒に同じパートを演奏できて、その音色づくりが楽しいって仰っていました。例えば第5ホルンみたいな使われ方をしたり、トロンボーンと一緒に低弦パートと同じように全体を支える働きをしたり。オケと吹奏楽では使われ方が全然違うと思っていて、吹奏楽の特にポップスだと、オケで言う低弦がやっていることを全部やっている感じ。だけどオケは少ないからこそ集中して、そこに全力をかけてできるのがいいかなって思います。
 どこかで聞いた話だけど、Tubaが発明された頃はトロンボーン奏者が演奏していたみたいです。それがだんだんTuba専門でやる人が出てきて、独自の道を切り拓いていったらしい。新たな時代の流れとともに出てきた存在だと思います(笑)。

浮貝/ 今回の演奏会でTubaの注目ポイントは??

Tu/ 今回は休みのときに姿勢を良くしようと思います。姿勢に注目してください(笑)。やっぱり視覚的な部分も演奏会の一部かなって思って。録音じゃなくて演奏会に来ていただく意味ってのが大事だと思います。

浮貝/ 今回の演奏会の曲で好きなところはどこですか?

Tu/ 「白鳥の湖」のワルツの、コルネットソロの後で入る金管の一発。ああいうのが好きです(笑)。ずっと吹いてるよりもたまに出てきてアンサンブルをやって、できたときの「あぁ、ハマったなぁ」っていう安堵感。最低限できたかなって。

浮貝/ 今回は全乗りでさらにメインのトレーナーですね。

Tu/ 大変です。単純に(自分の)練習時間が減っちゃうし。でも自分がトレーニングをしているときは自分が吹いているのをイメージしています。そうしないと(自分の音と周りの音が)別物になっちゃう気がするので。
 音色とか「ここはこうやりたい」っていうのは、分奏とかtuttiでやるというよりは個人練でやったほうが良いと思っていて、周りの人と合わせるとかアンサンブルをするとかはtuttiや分奏で、周りの人の音を聴きながらやった方が良いと思います。

浮貝/ 愛教オケの管楽器の良さは何だと思いますか?

Tu/ みんな力があって良い音がする。人柄が出ると思う。みなさんすごい真面目だし、向き合う姿勢がすごいなって思いますね。(自分も)練習しないとなぁって思いますね(笑)。
 相手を尊敬するっていうのもあると思います。協調性があるというか。それが故にうまくいかないこともあるけど、他のところ(楽団)を見たときに、いいなって感じます。

浮貝/ では、最後にお客様に向けて一言お願いします!

Tu/ 佐渡裕さんがこの前の記事で、「演奏会の良さは何がありますか」って質問の答えとして、「演奏会は演者と聴く側が、今この時間を一緒に生きている喜びの証明だ」みたいなことを仰っていました。そういう考えもあるのかって思ったので、楽しい時間を共有したいです(笑)。わざわざ足を運んでいただいて、何時間もプロでもない楽団の演奏を聴いていただけるんだから、そういうのがあってもいいのかなって思います。
 あと、「今日雨が降って嫌だ」とか、「お母さんと喧嘩したな」とか、「彼氏に振られちゃったな」とか、そういう人に対しても元気づけられる、そんな演奏ができたらと思います(笑)。

浮貝/ アマチュアのオケの在り方。考えさせられるものがありますね。アマオケにしかできないこと、アマオケならではのことはきっとあると思います。
 ありがとうございました!



(取材日2017年1月18日)

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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月11日土曜日

トロンボーン

今回はトロンボーンのメイントップです!

トロンボーンのメイントップは3年生です

巷では「歩くウィキ〇ディア」とも呼ばれているようですが、どのようなお話を聞くことができるのでしょうか・・・?

ご期待ください(^^)/

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浮貝/ 今の4年生との思い出で、特に心に残っていることは何ですか?

Tb/ 3年も一緒にオケやってるからたくさんあって・・・。
  今回の演奏会のコンマスさんが合宿で高熱を出されまして(笑)。あのときは他にもいろんな人が熱を出してたけど、無事に済んだから今となっては笑い話。(当時の合宿係だったこともあって)印象に残ってるのはそれかな。
  オケに入って最初の定演に乗ったときに(今の4年生の中に)トップをやってた人が管楽器だと何人かいて、今の4年生の先輩の音を聴きながらやってたのは今でも覚えてます。うまい人が多いなって印象をはじめに持ちました。ベートーベンの「運命」のオーボエの先輩のソロがすごくきれいで、それはすごく覚えています。

浮貝/ では、今回の演奏会についてお聞きしたいと思います。プログラム全体についての印象はどうですか?

Tb/ 全体的にガッツリって感じ。序曲とサブがロシア、メインがチェコのドヴォルザーク。国はそこで分かれちゃってるけど、スラブ民族ってところが根底にあって、そういう意味では統一のとれたプログラムじゃないかなって思います。
  今回演奏する曲を作曲したどの作曲家も、のちの世界では大作曲家って呼ばれる人たち。今回のプログラムにはないもしれないけど、その人の曲の何かは知ってるっていうくらい知名度が高い3人だから、意欲的なプログラムなのかなと思います。今回は難易度もかなり高めなプログラムだから、愛教オケはチャレンジャーだなって思いました(笑)。

浮貝/ メイン曲のドヴォルザーク、交響曲第8番の魅力はどんなところでしょう?

Tb/ ドヴォルザークの曲のほとんどに言えると思うけど、ドヴォルザーク自身が汽車が好きだったからか、汽車が走っているような疾走感を感じて、聴いていてすごく楽しい曲だなって思います。特にドヴォルザークの交響曲第8番は1楽章と4楽章でそれが強いと思います。あと、ドヴォルザークの曲は「これがメロディ、他の楽器は支える」っていう構造がはっきりしていて、それが演奏していても聴いていても楽しい。とても親しみやすい曲だと思います。
  トロンボーンは特に、作曲家によって使われ方がいろいろです。ドヴォルザークはベートーベンやブラームスとも違うし、かと言ってチャイコフスキーとも違うっていう、そういうところがトロンボーン吹きとしては面白いですね。和音もあるけどメロディみたいなのを吹いたりもするし、かと思えばリズムをやったりもするっていうように、色々な役割を持たせてくれるのかなと思います。

浮貝/ トロンボーンの注目ポイントはどこですか?

Tb/ それぞれのプログラムで要所要所、面白いところで活躍しています。
  白鳥の湖だと、パワーを出していくところが何カ所かあります。パワーのある音が出せる楽器っていうのがトロンボーンの1つの持ち味だから、そこは注目ポイント。
  メインは一転、静かなハーモニーをやったり、かと思えばパワーのある音でメロディを吹いたりっていう、いろんなトロンボーンの顔を見せることができるのが見どころかなと思います。4楽章の最後の方の十六分音符は是非とも右腕に注目してください(笑)。「トロンボーンってあんな速い動きできるんだ」って感じのことをやるので。

浮貝/ では最後に、お客様に向けて一言お願いします!

Tb/ 僕にとっては6回目の愛教オケでの演奏会で、3年間の集大成である春の演奏会です。4年生の先輩のためにも頑張って演奏したいと思いますので、楽しみにご来場いただければと思います。聴きに来てよかったっていう演奏をお届けしたいと思います。

浮貝/ ありがとうございました!
  

(取材日2017年1月25日)


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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月8日水曜日

トランペット

今回はトランペットのメイントップの団員にお話を伺いました!

なんと今回の演奏会のトランペットのメイントップは1年生ですっっっ!!!

上級生に負けない音色とハートでオケを引っ張ってくれるはずです!(^^)!


――――――――――
浮貝/ 1年生ということなので、愛教オケに入る前のオーケストラのイメージを教えてください。

Tp/ のだめですね。それかマエストロ。

浮貝/ 実際に入団したら、どんな印象を持ちましたか?

Tp/ 弦楽器ってすごいなって思いました。映画とかでは結構見てたんですけど、実際に間近で触れ合うことが初めてで、やっぱり迫力があるなって思いました。人数が多いからですかね。トランペットは2人とかじゃないですか?弦の圧を感じます(笑)。

浮貝/ 高校では吹奏楽をやってたということですが、吹奏楽とオケではトランペットは違いますか?

Tp/ 絶対に違うと思います。やってる曲が違うのもあるかもしれないけど、オケのほうがずっと輝かしい印象。吹奏楽は爽やかな感じで、オケは宮殿のファンファーレとか金のイメージです。

浮貝/ 前回の演奏会もメイン乗りでしたが、交響曲に対する抵抗などはありましたか?

Tp/ 交響曲は長いですね。今回は全楽章を吹くけど、前回(カリ1)は第2楽章がtacetだったから休憩できるのはいいことだなって思いました(笑)。
 演奏会でアンコールを含めないで3曲しか演奏しないのは最初は新鮮でした。吹奏楽だと10曲くらいは演奏するので。「それだけなんだ」って思ったけど、でも1曲が長くて、すごいなって感じました。

浮貝/ さて、今回の演奏会は1年生でのメイントップですね。

Tp/ プレッシャーを感じます。やっぱり4年生の卒業演奏会なので大事な曲なので。1年生で初めてのメイントップだから務まるのかなっていう不安はありますね。

浮貝/ トランペットの注目ポイントを教えてください。

Tp/ 白鳥の湖は、ワルツのソロです。とても綺麗です。あとフィナーレは本当に華やかですね。
 ドヴォルザークはところどころ目立つところはあるけど、やっぱり4楽章最初のファンファーレを決めたいです。プレッシャーとかを考えるよりは、その曲をしっかり演奏しきれるようになりたいです。

浮貝/ では最後に、演奏会にむけての意気込みをどうぞ!

Tp/ 実力はまだ足りていないと思いますが、初めてのメイントップを頑張ります。





(取材日2017年1月22日)


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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月5日日曜日

ホルン

皆さま、体調はいかがでしょうか?

愛教大でも愛教オケでも、インフルエンザが流行っているように感じます(・・;)

まだまだ油断はできません

手洗いうがいはしっかり行いましょう



さて、今回はホルンのメイントップの方にインタビューをします!

メイントップでありながら、今回の演奏会のビラのデザインも考えていただいたり、元スタッフだったりと話題が豊富な4年生の先輩です(笑)。

ビラのデザインについてのお話も聞くことができました!

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浮貝/ 元スタッフだったということですが、スタッフの仕事はどうでしたか?

Hr/ 私は渉内だったので、誰よりも長く練習できたこと(笑)。あと、早起きが得意になった。スタッフの仕事で大変なことはいっぱいあったけど、当時のメンバーでやることができて、濃い思い出ができたかな。一生懸命やることができてよかった。

浮貝/ 良くなかったことやもめたことはありましたか??

Hr/ そんなこと聞くの!?良かったってことにしとこ(笑)。

浮貝/ そうしておきます(笑)
   第86回定期演奏会のビラのデザインに選ばれましたね。 ビラのデザインでイメージしたことはありますか?

Hr/ メイン曲のドボ8の華やかさを表現するために明るい色を取り入れたことと、春の演奏会なので春っぽい、春をイメージした色を使ったことです。真ん中の「8」のところは、湖の写真を切り抜いて「8」にしています。そこもちょっとこだわりです。「白鳥の湖」なので湖も取り入れてみました。

浮貝/ さて、今まで4年間の演奏会で、思い出に残っている曲はありますか?

Hr/ 1位はシベ2(第84回)かな。オルガン付き(第82回)も良いけど、シベ2かな。演奏会の時に自分がスタッフだったこともあるし、先輩の卒業演奏会だったから。先輩が1stで、私が2ndを吹いたことが思い出に残ってる。あと、シベ2の4楽章がめちゃめちゃ好きだから。
オルガン付きは1stを初めてやった曲。(ほかの楽器の音がないところで)ホルンがロングトーンをするところがめちゃめちゃ緊張した思い出がある(笑)。本番はうまくいって良かったけど、すごい(緊張して)死にそうだった。

浮貝/ では、今回の演奏会で一番気に入ってる曲は?

Hr/ ドボ8。でも、全部好き。皇帝の花嫁も乗ってないけどすごい好き。
ドボ8は4楽章の一番盛り上がるところが好き。ホルンのトリルのところ。まだうまくできないけど、聴くのはすごい好き。フルートのソロも好き。

浮貝/ ホルンの注目してほしいところもやっぱり・・・

Hr/ 4楽章のトリルだね。それから、、、白鳥湖はホルンが目立つから。フィナーレの冒頭と最後が特に。

浮貝/ 今回が卒業演奏会となりますが、どんな演奏会にしたいですか?

Hr/ 今まで一緒にやってきた4年生の仲間と、後輩のみんなと一緒に楽しんでいきたいと思います。固いかな。

浮貝/ では最後に、聴きに来てくださるお客様に一言お願いします。

Hr/ 愛教オケの定演は他大学に比べると派手ではないけど、愛教大らしい、丁寧で心のこもった演奏をしますので、どうぞお楽しみください。みんな一生懸命やっています。

浮貝/ ありがとうございました!
    愛教オケは、団員同士の距離が近く、お互いの信頼関係が強いということが自慢できる点かなと思います。愛教オケらしい演奏をお届けしたいと、私も思っています。




(取材日2016年12月25日)

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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

2017年2月4日土曜日

新企画

新企画の始まりです!!


定期演奏会に向けて、私、浮貝がメイントップの団員を中心にインタビューを行っていきたいと思います

団員1人1人の演奏会に対する思いや、演奏会ではなかなか伝わらない日頃の練習で感じていることなどを聞くことができればと思います。

記念すべき第1回はパーカッションパートです(^^)/



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浮貝/ 今年度、念願の新入生が入りましたね。

Per/ そうだね。一生健命練習をしてくれるし、私とも仲良くやれてるし、入ってくれてすごくうれしいです。普段学内で会った時も声をかけてくれるのが嬉しいなって思う。

浮貝/ 今回は降り番ができましたね。久しぶりの降り番はどうですか?

Per/ 降り番は1年生の最初ぶり。今回はサブ(白鳥の湖)でカスタネットを使うんだけど、全然やったことがない楽器だから、降り番がなかったらどうしようって感じだった。降り番の時に練習ができるから。

浮貝/ 第86回定期演奏会での、パーカッションの注目ポイントを教えてください。

Per/ たくさん人数を集めてやってるから、白鳥の湖は注目してほしいな。個人的には(たくさん練習した)カスタネットを見てほしい(笑)。あと、前回は「こうもり」のティンパニをやってた1年生が今回初めて長い曲(のティンパニ)をやるから、前回よりも力をつけた姿を見てあげてほしいかな。
メインのトボ8は、個人的にはティンパニよりも弦楽器のメロディとかが好き(笑)。1楽章の最初とか、4楽章も途中のゆっくりなところが好き。ティンパニはたまにアクセントとして入るから、耳を傾ける程度で(笑)。

浮貝/ 曲決めの時にパーカッションパートは白鳥の湖に反対していましたが・・・?

Per/ 人数が多くなるからね。いつも人数人数って言ってるけど、人数のことがなければ、バレエを習ってたこともあってすごい好き。もともといい曲だとは思ってるけど、白鳥湖をまだ知りきれてないというか、つかみきれてない気がするから、もっともっと知りたい曲だと思ってる。

浮貝/ 話は変わりますが、今の4年生の印象は?

Per/ 4年生は仲良し。私たちの代が仲悪いわけじゃないけど、4年生たちの方が仲良し。あと、後輩思いな先輩が多くてすごい構ってもらってるから、卒業するのは寂しいし、卒演って思うと泣けてきちゃう(笑)。まだ大学に残る人もいるけど、でも引退するのは寂しいし、いなくなったらどうなっちゃうのかなって思う。(団の)雰囲気も変わるのかな。

浮貝/ 今回の演奏会はどんな演奏会にしたいですか。

Per/ 自分の卒演も心に残るんだろうけど、その次くらいに心に残る演奏会になると思うし、したいと思う。4年生1人1人との思い出を噛みしめて、忘れられない演奏会にしたい。

浮貝/ では最後に、演奏会に来てくださるみなさんに対して一言お願いします。

Per/ 半年間頑張ってきた私たちを見てください。ありきたりかもしれないけど。あと、いつもと違う自分を見てほしいな。普段一緒にいる人には、普段とは違う、舞台で輝いてる姿を見てほしいかな。

浮貝/ ありがとうございました!
    「普段とは違う、舞台で輝いている姿」は、演奏会ならではの姿だなと私も思います。
自分の好きなことに対して一生懸命向き合っている姿はカッコいいですよね。




(取材日2016年12月25日)


――――――――――――
【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)