2017年2月11日土曜日

トロンボーン

今回はトロンボーンのメイントップです!

トロンボーンのメイントップは3年生です

巷では「歩くウィキ〇ディア」とも呼ばれているようですが、どのようなお話を聞くことができるのでしょうか・・・?

ご期待ください(^^)/

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浮貝/ 今の4年生との思い出で、特に心に残っていることは何ですか?

Tb/ 3年も一緒にオケやってるからたくさんあって・・・。
  今回の演奏会のコンマスさんが合宿で高熱を出されまして(笑)。あのときは他にもいろんな人が熱を出してたけど、無事に済んだから今となっては笑い話。(当時の合宿係だったこともあって)印象に残ってるのはそれかな。
  オケに入って最初の定演に乗ったときに(今の4年生の中に)トップをやってた人が管楽器だと何人かいて、今の4年生の先輩の音を聴きながらやってたのは今でも覚えてます。うまい人が多いなって印象をはじめに持ちました。ベートーベンの「運命」のオーボエの先輩のソロがすごくきれいで、それはすごく覚えています。

浮貝/ では、今回の演奏会についてお聞きしたいと思います。プログラム全体についての印象はどうですか?

Tb/ 全体的にガッツリって感じ。序曲とサブがロシア、メインがチェコのドヴォルザーク。国はそこで分かれちゃってるけど、スラブ民族ってところが根底にあって、そういう意味では統一のとれたプログラムじゃないかなって思います。
  今回演奏する曲を作曲したどの作曲家も、のちの世界では大作曲家って呼ばれる人たち。今回のプログラムにはないもしれないけど、その人の曲の何かは知ってるっていうくらい知名度が高い3人だから、意欲的なプログラムなのかなと思います。今回は難易度もかなり高めなプログラムだから、愛教オケはチャレンジャーだなって思いました(笑)。

浮貝/ メイン曲のドヴォルザーク、交響曲第8番の魅力はどんなところでしょう?

Tb/ ドヴォルザークの曲のほとんどに言えると思うけど、ドヴォルザーク自身が汽車が好きだったからか、汽車が走っているような疾走感を感じて、聴いていてすごく楽しい曲だなって思います。特にドヴォルザークの交響曲第8番は1楽章と4楽章でそれが強いと思います。あと、ドヴォルザークの曲は「これがメロディ、他の楽器は支える」っていう構造がはっきりしていて、それが演奏していても聴いていても楽しい。とても親しみやすい曲だと思います。
  トロンボーンは特に、作曲家によって使われ方がいろいろです。ドヴォルザークはベートーベンやブラームスとも違うし、かと言ってチャイコフスキーとも違うっていう、そういうところがトロンボーン吹きとしては面白いですね。和音もあるけどメロディみたいなのを吹いたりもするし、かと思えばリズムをやったりもするっていうように、色々な役割を持たせてくれるのかなと思います。

浮貝/ トロンボーンの注目ポイントはどこですか?

Tb/ それぞれのプログラムで要所要所、面白いところで活躍しています。
  白鳥の湖だと、パワーを出していくところが何カ所かあります。パワーのある音が出せる楽器っていうのがトロンボーンの1つの持ち味だから、そこは注目ポイント。
  メインは一転、静かなハーモニーをやったり、かと思えばパワーのある音でメロディを吹いたりっていう、いろんなトロンボーンの顔を見せることができるのが見どころかなと思います。4楽章の最後の方の十六分音符は是非とも右腕に注目してください(笑)。「トロンボーンってあんな速い動きできるんだ」って感じのことをやるので。

浮貝/ では最後に、お客様に向けて一言お願いします!

Tb/ 僕にとっては6回目の愛教オケでの演奏会で、3年間の集大成である春の演奏会です。4年生の先輩のためにも頑張って演奏したいと思いますので、楽しみにご来場いただければと思います。聴きに来てよかったっていう演奏をお届けしたいと思います。

浮貝/ ありがとうございました!
  

(取材日2017年1月25日)


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【第86回定期演奏会】
 
指揮
海老原 光

曲目
ドヴォルザーク     交響曲第8番 ト長調
チャイコフスキー    バレエ音楽「白鳥の湖」より抜粋
リムスキー=コルサコフ 歌劇「皇帝の花嫁」序曲

日時
2017年3月12日(日)
17:45開場/18:30開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール

入場料
全席自由800円(前売り700円)

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